タガラシ(田辛子) -Ranunculus sceleratus-

撮影日

地域

撮影・捕獲場所

生育段階

田起こし前の田圃で咲き広がってきました。光沢のある花弁って小さくても目立ちますね。

コメント


TAIJI 2019/04/18 (木) - 04:42
キンポウゲ科キンポウゲ属タガラシ(田辛子、田枯らし)だと思います…

特徴は、花の中央(雌しべ)が、緑色のかたまりになるところです…花びらが付いた状態で、緑色が目立つのは、近縁種では、タガラシのみです…
また、葉の形が、根に近い部分では、3裂とかになり、花に近い部分では、細長い葉の形になるみたいです…

湿地帯に生息します…(生息地だけでも、同定の手がかりになります…)タガラシは、水の流れる水中でも繁殖します…逆に、乾燥地は繁殖できないです…

自分の想定ですが、毒を持つため、絶えず水で薄めておかないと、毒でタガラシ自身が毒にやられてしまうからなのかなと思います…

動物は、部分で毒を持ちますが、植物は、全体だからです…

有毒植物なので、素手で触らないようにします…(かぶれの可能性)食用は、絶対に不可です…

花だけても、すぐにわかるものもありますが、葉の写真(葉の茎への付き方も)も並行して、同定には重要です…

観葉植物は、葉の形だけで同定をしないといけません…

なお、タガラシの雌しべのかたまり(そう果)は、丸みがありますが、種をつくるまでには、縦に少し長くなるらしいです…


TAIJI 2019/04/18 (木) - 07:25
追記です…

タガラシとキツネノボタンは、よく似ていて、自然交雑種も存在するそうです…

そうなれば、同定がややこしくなりますね…


birdaqua 2019/04/18 (木) - 08:27
タガラシに分類する
タガラシですね。
毒は生物種によって効く効かないが異なり、自身の毒にはやられないことが多いので、タガラシも毒を薄める必要はないかなと思います。
また、自身で生産する毒の場合、せっかく作ったものを薄めることは無駄なコストになりますので、普通であれば濃度を保つためには薄めるのではなく、生産量を減らすという戦略をとります。
プロトアネモニンの作用機構とタガラシのもつタンパク質のことを調べていないので、確実なことは言えませんが…
ただ、フグの仲間のように、高濃度だと自身の毒にやられてしまうやつもいますので、いろいろです。。(フグは自身の毒といっても外部から蓄積した毒ですね。)


TAIJI 2019/04/20 (土) - 14:02
コメントありがとうございました…

自分のコメントは、修正しなくてもよいのでしょうか?


birdaqua 2019/04/21 (日) - 07:03
やり取りがあるので、修正していただかなくても誤解は生じないかと思いますので、そのままで大丈夫です。