クヌギハケタマバチ(椚葉毛玉蜂) -Neuroterus vonkuenburgi-

別名

クヌギハナカイメンタマバチ(椚花海綿玉蜂)両性世代の種名(わかりやすいように別名を付けた可能性)
在来種
この蜂は、単性世代(メス)と両性世代(オス・メス)の生態がある。虫えいには名前がついている。

葉の虫えい(虫こぶ)は、クヌギハケタマフシ(椚葉毛玉節)といわれ、単性世代のメスのみが羽化する。クヌギハケタマバチ(椚葉毛玉蜂・単性世代の種名・冬季)。

単性世代のメスは、両性世代のために雄花に虫えいのクヌギハナカイメンフシ(椚花海綿節)をつくる。この虫えいから出たタマバチは、クヌギハナカイメンタマバチ(椚花海綿玉蜂・両性世代の種名・夏季)。単性世代のメスは成虫で越冬する。

単性世代(全体が黒色)と両性世代(半分が橙色と黒色で単性より少し小型)の成虫の外見は、違っているので同定は可能。

クヌギなどのコナラ属は雌雄異花。雄花と葉に産卵のため、ドングリ(雌花)には影響を与えない。