オオキンケイギク(大金鶏菊) -Coreopsis lanceolata-
外来種
外来生物法による、特定外来生物に指定されているため、栽培、切り花(生きたままの移動)、種(たね)の採取(採取した種を別の場所へまく(繁殖場所を広げる行為))は、法律により禁止されている。(罰則あり)

発見された場合は、最寄りの市役所へ報告をお願いする。(駆除をしてもらえる。)

なぜ禁止なのかは、生態系をぶち壊すからである。鳥獣保護法も生態系を守るために存在していて、外来生物法はそれよりも厳しい。生態系を意識する人は少ない。

特定外来生物の植物では、オオキンケイギクの花が奇麗なため栽培が後を絶たない。

根からは、周りの植物を枯らす成分を出して、ランナー(匍匐茎・ほふくけい)で一気に繁殖を拡大させる。地下茎になることもある。(匍匐茎と地下茎のどちらでも対応できる)しかし、周りがアスファルト舗装などで制限されることが多い。(街中で繁殖のため)

葉の色が濃い緑色のものでも、形状が流線形であれば、オオキンケイギクである。八重咲のものも、オオキンケイギクとして取り扱うこと。

葉の形状をもって同定の基準として、オオキンケイギクとする。(流線形の形状は、オオキンケイギクのみ)